法人・企業のための自家消費型太陽光発電のススメ~sunsun Magazine

太陽光モジュールとは?太陽光パネルとの違いは?

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太陽光発電システムの導入を検討する際、「パネル」「モジュール」「セル」といった用語を耳にします。それぞれの違いや仕組みを理解し、適切な製品を選びましょう。

太陽光パネルとモジュール、太陽電池の違いは?

太陽光発電システムについて調べ始めると、「太陽光パネル」「太陽電池モジュール」「太陽電池セル」といった似たような言葉が出てきます。これらの違いを正確に理解することが重要です。

太陽電池セルとは?

まず、最も基本的な単位が「太陽電池セル(Solar Cell)」。単に「セル」とも呼ばれています。これは、太陽光エネルギーを直接直流電力に変換する半導体デバイスそのものを指します。シリコンなどの材料で作られており、1枚あたりの発電量はわずかです。

モジュールとは?

次に、「太陽電池モジュール(Solar Cell Module)」または「太陽光モジュール」。複数の太陽電池セルを直列または並列に接続し、屋外での使用に耐えられるよう、強化ガラスやEVAなどの封止材、バックシートなどで保護し、アルミフレームで囲ったものです。

一般的に「太陽光パネル」と呼ばれるものは、多くの場合この「モジュール」を指します。製品として市場で扱われる最小単位がこれにあたります。

太陽光パネルとは?

「太陽光パネル(Solar Panel)」という言葉は、文脈にもよりますが、おおむね「モジュール」と同じ意味で使われています。また、、建物の屋上地上に設置されている太陽光発電システムを指して「太陽光パネル」と呼ばれることもあります。

その他の太陽光発電システムの名称

太陽光発電システムを設計・施工する上で重要な概念に「ストリング(String)」があります。ストリングとは、複数のモジュールを接続した単位を指します。つまり太陽光発電システムはセル → モジュール(=一般的な意味でのパネル) → ストリング → アレイ という階層構造になっています。用語の使われ方には若干の揺れがありますが、この基本構造を理解しておけば混乱は少ないでしょう。

太陽光モジュールの仕組・構造

太陽光モジュールは、太陽光を電気エネルギーに変換する「太陽電池セル」を保護し、効率的に発電させるための集合体です。その基本的な仕組みは「光起電力効果」に基づいています。太陽光(光子)がセルの半導体(主にシリコン)に当たると、電子がエネルギーを得て動き出し、これが電流となります。

構造は、複数の要素が層状に組み合わさっています。

これらの部材が一体となり、長期にわたる屋外での安定した発電を実現しています。

太陽光モジュールの種類

太陽光モジュールは、使用される太陽電池セルの材料によっていくつかの種類に分けられます。それぞれ特性や効率、コストが異なります。

単結晶シリコンモジュール

単一のシリコン結晶から作られたセルを使用するモジュールです。純度が高いため、電子の移動がスムーズで、発電効率が高いのが最大の特徴です。見た目は均一な濃い青色や黒色をしています。製造プロセスが複雑なため、多結晶シリコンモジュールに比べて価格はやや高めになる傾向があります。

設置面積が限られている場合や、より高い発電量を求める場合に適しています。近年、技術開発が進み、主流のタイプの一つとなっています。

多結晶シリコンモジュール

複数のシリコン結晶から成るインゴットをスライスして作られたセルを使用します。単結晶に比べると結晶構造の境界で電子の移動が妨げられるため、発電効率はわずかに劣ります。表面には結晶の模様が見え、青みがかった色合いが特徴です。

製造プロセスが比較的シンプルなため、単結晶シリコンモジュールよりも安価に製造できる傾向があり、コストパフォーマンスに優れています。広い設置面積を確保できる場合に選択されることが多いタイプです。

化合物系モジュール

シリコン以外の材料、例えばCIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)やCdTe(カドミウム・テルル)などの化合物半導体を用いたセルを使用するモジュールです。シリコン系に比べて薄膜化が可能で、軽量・フレキシブルな製品も開発されています。高温時の出力低下が少ない、影の影響を受けにくいといった特性を持つものもあります。

発電効率は製品によって様々ですが、近年はシリコン系に匹敵する効率を持つ製品も登場しています。

比較の基準になる発電効率とは

太陽光モジュールを選ぶ際に重要な指標の一つが「発電効率(変換効率)」です。これは、モジュールが受けた太陽光エネルギーのうち、どれだけの割合を電気エネルギーに変換できるかを示す数値(%)です。

具体的には、国際的に定められた標準試験条件(STC: Standard Test Conditions)の下で測定されます。STCは、分光分布AM1.5、放射強度1000W/m²、セル温度25℃という条件です。この条件下での最大出力(W)を、モジュールの面積(m²)と放射強度(1000W/m²)で割ることで算出されます
(効率 = 最大出力 / (モジュール面積 × 1000) × 100%)。

発電効率が高いほど、同じ面積でより多くの電力を生み出すことができます。したがって、設置スペースが限られている場合(例:都市部の工場の屋根など)には、高効率のモジュールを選ぶメリットが大きくなります。

市場に出回っている主なモジュールの効率は、単結晶シリコンで20%前後~23%程度、多結晶シリコンで17%~20%程度、化合物系は種類によりますが、シリコン系に近い効率を持つものもあります。

ただし、発電効率だけで製品の優劣が決まるわけではありません。初期コスト、耐久性、温度特性(高温になると効率が低下する度合い)、保証期間、メーカーの信頼性なども総合的に比較検討することが重要です。

太陽光モジュール製品例

流通している太陽光モジュールは数多くあり、その性能や重量、大きさなどは千差万別。ここでは本サイトの監修・スポンサーのWWB株式会社が製造・販売しているモジュールを紹介します。

太陽電池モジュール「Maxar®」

一般住宅の屋根はもちろん、集合住宅・工場・商業施設、さらにはメガソーラーなどに利用されているシリーズ。表面だけでなく裏面での発電が可能なタイプや、大容量タイプ、設置向きを問わないタイプなどがあります。

太陽電池モジュール「Maxar® LIGHT」

強化ガラスを使用していないために軽量かつ湾曲面への設置ができるフレキシブルタイプ、そのフレキシブルタイプにフレームを取り付けたハイブリッドタイプ、薄型強化ガラスにより軽量化を実現したタイプなど、様々なモジュールを扱っています。

まとめ

太陽光発電システムの基本単位である「セル」、それを集めて保護した「モジュール(パネル)」、さらに複数組み合わせた「アレイ」という関係性を理解することが第一歩です。モジュールは、シリコン系(単結晶・多結晶)や化合物系などの種類があり、それぞれ特性が異なります。

「発電効率」は重要な比較指標ですが、コストや耐久性、保証なども含めて総合的に判断する必要があります。このサイトでは法人向けの太陽光モジュール(パネル)の設置や自家消費型太陽光発電について、詳しく説明していますので、ぜひ、ご一読ください。

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引用元:WWB株式会社公式サイト
https://wwwb.jp/

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